多くの人がコロナとの戦いを諦めはじめた。
当初は強い警戒感を見せていた東京都知事も、
経済界からの要請に抵抗しきれなかったようだ。
「東京アラート」を解除し「ウィズコロナ」とか言い出した。
ウィズコロナ?
いつからコロナは我々の友達になったのだ?
たしかにコロナの恩恵は沢山あった。
テレワークが解禁されサラリーマンはストレスから解放された。
自殺者数が激減した。
交通量が減り大気汚染が改善された。
10万円だってもらえた。
コロナと末永く付き合っていきたい気持ちも分かる。
歴史をみても人類は多くの細菌やウイルスと共存してきた。
コロナもその一つにすぎないのさ。
ウィズコロナ!!
経済再開!!
でも。。。。本当にそれで良いのか?
もう一度思い出そう。
呼吸ができずに苦しんで、死んでいった患者さん。
不眠不休で働く医療関係者。
つい先月まで、
「彼らは真の英雄だ!感謝しよう!ステイホーム!」
と言ってたんじゃなかったっけ?
歴史からも学ぼう。
多くの人類が必死で疫病と戦ってきた。
「ペスト(黒死病)と共存しよう!」と白旗をあげたりしなかった。
歴史の本で読んだことはあるか?
「ウィズペスト!」
「ウィズ天然痘!」
「ウィズスペイン風邪!」
「ウィズAIDS!」
「ウィズSARS!」
こんな能天気な掛け声を。
過去の彼らが諦めずに戦ったから今の我々がある。
諦めてはいけない。
コロナと共生する中途半端な状態が続けば、
いつまでも舞台やライブイベントが開けない。
文化の芽がつまれてしまう。
短期で集中的に戦った方がいい。
私は「ウィズコロナ!」と言ってコロナと友達になるつもりはない。
あくまでも「アゲインストコロナ」だ。
家にいよう。
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