ドラマ
外出できないこの時期、 「家でテレビを見る以外やることがない」 という人も多いと思う。 でも、テレビ局も新作番組のストックがそろそろ無くなりそうだ。 テレビ局は制作班を2班に分けるなど工夫をしながら 番組制作を続けている。 「報道番組」や「情報…
声優人気のおかげもあって、ラジオドラマの需要は根強い。 ●ラジオドラマが続々復活 高まる需要の背景は? https://www.oricon.co.jp/news/2059729/full/ ラジオの仕事をしている人は、 おそらく9割以上が間違えるクイズを出題したい。 架空の内容だが、現実…
あけましておめでとございます。 昨年の12月の記事では、 マンガ『ONE PIECE』の制作体制や、著作権の管理のあり方について扱った。 www.money-copyright-love.com すると、先日放送されたテレビ番組『ホンマでっか!?TV』で、 尾田栄一郎氏の自宅とアト…
より良い関係へ 前回までの記事では、ドラマを制作するにあたって、 出版社、放送局、作家がそれぞれの立場で考え行動した結果、 残念な結果になってしまうまでの過程を見てきた。 これじゃダメだ。 こんなことを続けていると、みんなが不幸になってしまう。…
第3章:辻村深月 前回までの記事を振り返ろう。 作家・辻村深月氏の小説『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』を NHKがドラマ化しようとした。 しかし、脚本の内容について辻村氏が納得しなかったため、 講談社がドラマ化の許可を土壇場になって取り消した。 怒った…
第2章:NHK 前回の記事では、講談社の目線で『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』事件を振り返った。 出版社は自分では権利という武器を持っていない。 だから、権利を持っている作家と一体化するしか、生き残る道がない。 作家の権利を預かりつつ、対外的には自分…
第1章:講談社 前回の記事では、 NHKが講談社の小説『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』をドラマ化しようとしたが、 内容について作者の辻村深月氏のOKがもらえず、ドラマ化に失敗したこと。 そして、怒ったNHKが講談社を訴えたが、 裁判では負けてしまったという…
NHKと講談社の裁判 NHKが、講談社を訴えた。 NHKといえば、日本で最大の放送局だ。 一方で講談社も、日本最大手の出版社の1つ。 この大手2社が、真正面から裁判で戦った。 事件の大まかな流れはこうだ。 講談社が出版していた本に、『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナ…