コロナウイルスとの戦いは長期化、持久戦になる気配が濃厚だ。
でも戦いを長引かせるのは避けたい。
命と経済の両方を救うためにも、戦争は短い方がいい。
少しでも早く終わらせるため、家にいよう。
中国、台湾やニュージーランドの例を見れば分かるように、
「短期集中決戦」で勝利することは十分に可能だ。
今は素直に専門家の言うことを聞くときだ。
家にいよう。
家で本を読もう。
今、読書の習慣が身に付けば、人生の楽しみが一つ増える。
一生モノの武器にもなる。
この機会を利用して、本と仲良くなろう。
コロナを退治しながら読書が身に付けば、
一石二鳥だ。
村上春樹
私は今、村上春樹さんの作品をデビュー作から1作ずつ読んでいる。
日本一有名な作家さんの1人なのに、
実は今まで1冊も読んだことがなかった。
この期間にじっくりと読み進めていきたいと思っている。
私が読んだ感想としては
「癖のある文章だけど、読みやすい!
頭の中にすいすいと入ってくる!」
というものだった。
なぜだろう?
普通なら、文章に癖があれば読みづらく感じるはずなのに。
そう思っていたところ、答えが見つかった。
この記事だ。
●契約書の「甲・乙」を「僕・君」に変換したら… やれやれ。 村上春樹を感じる文書になったよ!
https://maidonanews.jp/article/12586732
記事の内容をまとめると、以下だ。
・契約書で使われる「甲・乙」を「僕・君」に変換すると、
村上春樹風の文章になる。
・例えばこう。
「君は僕に対し、進捗状況の報告を定期的に行うものとする」
「前項に定める届け出は、君の遅滞責任を免ずるものではなく、
僕が前項に定める指示を行わなかったとしても、君の遅滞を
容認するものではない」
・契約書の世界に一石を投じる大発見だ。
なるほど、そういうことか。
私は普段から仕事で契約書を読みなれているので、
文体の近い村上春樹さんの作品を抵抗なく受け入れられたのか。
たしかにこれは、大発見だ。
この大発見には、まだ先があるかもしれない。
以下は私の仮説だ。
私の場合、
「契約書に慣れ親しむ」→「村上春樹作品を受け入れやすくなる」
という順番だった。
逆もまた真なり。
「村上春樹作品に慣れ親しむ」→「契約書を受け入れやすくなる」
ということも起こりえるのではないか?
これは、コンテンツビジネスの世界で契約書に苦労している
皆さんへの福音となるかもしれない。
「契約書に強くなりたければ、村上作品を読めばよい」
村上さんの小説を読もう!
読書を楽しみながら契約書を読むのが得意にもなれる。
一石二鳥だ。
機会があれば大規模なRCT(ランダム化比較試験)を実施して、
仮説を検証してみることにしよう(笑)。
契約書については、こちらの記事でも解説しているので、
参考にしてみてほしい。
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読書を続ければ、
ちょっとしたネット記事からでも発想が広がるようになる。
家で本を読もう!
https://twitter.com/Kei_Yoshizawa_t